アイノウタ

発売時期:不明
希望小売価格:不明
プラットフォーム:不明

概要

 TONIXTUDIOより発売されたとされる作品の一つ。しかし情報が著しく欠損しており、現時点では公式サウンドトラックと思われるCDアルバムのみが発見されている。しかし肝心のサウンドトラックも「ゲームのBGMを集めたサウンドトラック」とするには内容に一貫性がなく、ゲームそのものについての情報も非常に少ない。そのため本作に関する仮説は数多く存在する。以下に主要な説を紹介する。

「他の作品と組み合わせて意味を持つ」説

 最も有力視されている説の一つ。本作は大きな作品を構成する部品の一つであり、これ単体では意味をなさないが、他の作品とセットにすることでその意味がわかるという説である。事実、TONIXTUDIOの作品はまだまだ未発見の作品が多く存在しているため、今はこの作品を理解できる要素が不足しているとも考えられている。

 しかし本CDのパッケージ等には組み合わせるべき作品シリーズの名はおろか「サウンドトラック」の文字すら存在しないため、組み合わせるべき作品が本当に存在するのか現時点では判断できない。

「メディアミックスプロジェクトの一つ」説

 上記の説の別パターン。異なる点としては、「組み合わせる作品」は存在せず、代わりに「一連のシリーズ物の総集編である」というのがこの説の主張である。一貫性のない内容も、より大きな作品群から切り取られたものと考えると納得できるかもしれない。

 しかしこちらの説も上記同様、シリーズの作品名などが記載されていないため、断定は不可能。

「非ゲームの形を取る作品」説

 付随する作品は存在せず、このCD単体で一つの作品とする説。幽霊の英雄譚の原作同様、本作はゲームという形をとらない異例の作品であるという突飛な主張である。TONIXTUDIOが同様の作品を制作したケースは現時点では存在しないため、この説も噂の域を出ない。

「TONIXTUDIOとは無関係の作品」説

 同時期に活躍していた無関係のアーティストが作った無関係の作品とする説も存在している。しかしパッケージ裏面には(ロゴこそ異なるものの)TONIXTUDIOの文字が入っている他、一連の楽曲を制作した作曲者はTONIXTUDIOのスタッフの1人であるため、名前も含めて偶然の一致と見ることは難しい。