幽霊の英雄譚(仮称)

発売日:不詳(2140年5月頃?)
希望小売価格:不明
対応プラットフォーム:PC

概要

厳密にはTONIXTUDIOから発表されたゲームでは無いが、TONIXTUDIOの主要スタッフが手がけたゲームということで、第0作目として数える記述が多く見られる。そのため本サイトでもバックナンバーの一つとして扱うこととする。

魔王を討伐した勇者の旅路を調べるゲーム。図書館のような場所でプレイヤーは自由に本を手に取り、勇者の英雄譚を閲覧できる。勇者自身によって書かれた本は存在せず、ゲーム内の本はすべてその世界にいた他人によって書かれた客観的な内容となっている。ゲームを進めるには本の内容を読み解き、時系列を整理していく必要がある。勇者の旅路を再現するにつれ、新たな本がアンロックされ物語が進んでいく。しかし英雄譚を読み進めていくうち、プレイヤーは「勇者は初めから存在していない」可能性に気付く。

ストーリー自体は2030年ごろに匿名ユーザーが投稿した無名の作品を原作としている。その作品は全89個のテキストファイルと、それらを細かく分けて格納したパスワード付きのzipファイルから構成されていた。本作同様、攻略にはテキストファイルの情報を整理する必要があり、それぞれの文章を読み解くことでzipファイルのパスワードが明らかになる構造を持っているらしい。現代でも原作者は不明なため、当時の制作チームが作品制作にあたって許可を取ったのかは不明であるものの、制作チームの知名度が低かった点、当時のプロデューサーR氏を中心とする少数チームによる同人作品のような形で頒布されていた点、時期的に原作の著作権が切れている点もあったのか、販売にあたり問題視はされていなかったと考えられている。

各種アーカイブ

名称配布先
公式サウンドトラック準備中

小ネタ

  • タイトルは原文ママ。